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水素の性質と利用方法!

 

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水素は最も基本的な元素です。

 

しかし、詳しく知っているでしょうか? 

 

水素の新知識を学びましょう。

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水素の性質について

融点:約一260℃

沸点:約一253℃

 

密度:固体11k.液体14k.気体273k

 

 

水素の単体である水素分子(水素ガス)
H2は無臭、無色です。

 

 

 

重さは空気の四分の一と気体の中で最も軽く、

1Lを風船の中に詰めると

1.2gの物を持ち上げることができました。

 

 

20世紀初頭には

巨大飛行機に使われていましたが、引火し

事故を起こしたため

現在はヘリウムになっています。

 

 

 

 

太陽は水素の巨大なかたまりです。

水素原子からヘリウムができる核融合反応か
今も起こっています。

 

 

 

発見者

発見者は

イギリスの物理学者キャベンディッシュです。

 

 

1766年に水素ガスを分離して発見しました。

 

 

 

しかし、

1671年にイギリスの化学者ボイル

鉄を希硫酸に溶かすと水素が発生することを

記載しています。

 

 

 

水素の利用

水素の最大の用途は、窒素分子と
反応させてつくるアンモニア合成です。

 

 

トウモロコシ油などの液体油に水素を
添加します。

 

すると分子内部の炭素一炭素間の二重結合が
減少して、マーガリンとなります。

 

 

 

また、ロケット燃料や金属精錬の
還元剤にも利用されます。

 

 

水素ガスと酸素ガスを混ぜて点火すると

爆発的に反応して水になりました。

 

 

塩素ガス混合すると光をあてるだけで
塩化水素(塩酸)になります。

 

この反応は塩化水素の工業的製法に
用いられています。

 

 

ソーダ工業や製塩業において
海水電気分解の副生品として発生する水素が
利用されることもあります。

 

 

 

現在のところ、水素ガスはメタンを
主成分とする天然ガスと水から、
触媒を用いた水蒸気改質によって
生産する方法が主流です。

 

 

水素は分子量が最も小さく、
同じ温度ならば分子速度はすべての気体の中で
いちばん大きいです。

 

なので、熱伝導率(空気の7倍)が大きく
冷却効果にすぐれています。

 

 

そのため発電所のタービン発電機の
冷却剤などに使われています。

 

 

 

そして、
水素は燃えれば水になるので、
無公害の燃料として期待されています。

 

 

 

 

まとめ

水素には色々な性質を持っていますね。

 

水素は未来のエネルギーとして

期待されていますが、実用化への道は

まだ険しいといわれています。

 

ご視聴ありがとうございました。

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