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ケガや病気をしたときによく使う「手当て」という言葉の由来は?

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もりもりです。

ケガや病気をしたときによく使う「手当て」という言葉。

現代では「治療」という意味で使われることが多くなっています。

しかし、「手当て」とは本来、文字通り手を当てる、触れることで心身の苦痛を和らげる、古くから人々が用いてきた「手のひら療法」です。

(出典元:つい誰かに話したくなる雑学の本)

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手当てという言葉の由来

「手当て」というのは日本人の造語です。

このことばが、どこからきたかというと「手のひら療法」からです。

昔の人は、ケガをしたり、胃や頭が痛いと、患部に手のひらを当てていました。

これは手のひらが、湿気と熱を発散するので、患部に当てると、軽い温湿布の役目を果たすため、血行を盛んにして、患部を治すわけです。

 

また、手のひらからは、体内にこもっている静電気が発散していて、経絡を刺激して血液の循環をよくします。

こうした、いちばん簡単で素朴(そぼく)な療法を、昔の人はその生活の知恵から知っていて、まずどこか具合が悪いとなると、手のひらを当ててみたことから、けがや病気を治すことを「手当て」というようになったものです。

まとめ

手の平には、触れられた生命の自然治癒力を引き出す不思議な力があります。

しかし、原始的ともいえる「手のひら療法」から生まれた言葉が、現代医学の中でも、「病気の手当てをする」といった言葉として残っているのは、おもしろいものですね。

今日も読んでくれてありがとうございました。

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