もりもりです。
CDの裏面って、虹色に光っていてすごくキレイです。
なぜあんなに、光っているのでしょうね。
あのかがやきの理由は?
・CDが光って見えるのはシャボン玉と同じ原理
・虹色の仕組み
・反射型回折格子
についてお話しますね。
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CDが光って見えるのはシャボン玉と同じ原理
CDやDVDの裏面には、目には見えない「ピット」と呼ばれる非常に小さな穴が無数あります。(CDとDVDのピットの数は違います)
CDやDVDが、虹色に光る原理は、シャボン玉が虹色に見えるのと似た理由なんです。
CDやDVDの場合、ピットのないところで反射した光は干渉して、弱めあっています。
虹色の仕組み
隣りあったピットの反射光が干渉して、二つの光路の差が整数倍になり、光が強め合います。
そして、シャボン玉の時と同じように、強めあった反射光が現れる角度は波長ごとに違うので、色ごとに分かれて虹色に見えます。
これを分散と言います。
反射型回折格子
よく磨いた平面に細かな溝をつけて、光の色を分ける器具はプリズムと同じような
働きをします。
光の実験で使われることがあり、このことを『反射型回折格子』と呼ばれています。
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最後に
このように光の干渉、分散、反射型回折格子によって虹色に光って見えるのです。
光の干渉:色のついた光が強まりあったり、弱めあったりして、色分けして、見えること。
最後まで読んでくれてありがとうございました。