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正しい勉強法!アクティブラーニングのテクニック〜「想起」編!

 

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こんにちは。

 

あなたは、アクティブラーニングをご存知でしょうか?

 

アクティブラーニングのポイントとして「想起」と「再言語化」があります。

 

今回は「想起」の詳しいテクニックについてお伝えしていきますね。

想起テクニック

まずはアクティブラーニングにおいて、最も大事な「想起」を使いこなすためのテクニックをお伝えしていきます。

 

ちなみに、すべてのテクニックを始めから試す必要はなく、どれか1つを試すだけでも充分に効果があります。

 

なので、まずはざっと読み通して、気になったものから取り組んでいってください。

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想起テクニック1 「分散学習」

科学の世界では「分散学習」による効果を確かめたデータは数多くあります。

 

 

「分散学習」を簡単に言い換えると「復習の間隔をだんだん伸ばしていく手法」のことです。

 

 私たちの脳は新しい情報による刺激を与えられた後、記憶の定着に結びつくまでに相応の時間を必要とします。

 

これを学習に取り入れたのが、「分散学習」なのです。

  

復習のタイミング

分散学習にはいろいろな方法があります。

 

その中で現時点で最も精度が高い方法を紹介したいと思います。

 

 1.最初の復習は1〜2日後に行う。

2. 二回目の復習は7日後に行う。

3. 三回目の復習は16日後に行う。

4. 四回目の復習は35日後に行う。

5. 五回目の復習は62日後に行う。

 

 

これは、人間の記憶が薄れていく時間の平均値をベースに組み立てたものです。

 

長期的に勉強する場合は、このペースで復習していくといいでしょう。

 

 

想起テクニック2  「インターリービン」

これは分散学習から派生した手法で、これも非常に効果があります。

 

「インターリービング」を簡単に言い換えると「一回の勉強時間の間に複数のことを学ぶ手法」のことです。

 

これは実験でも効果が高いと証明されており、1つの技能をマスターするまで同じことを繰り返す「ブロック学習」よりも「インターリービング」のほうが25%も成績が良かったのです。

 

では、何故効果の違いが出たのでしょうか?

 

 

それは、「私たちの脳が単純な刺激に敏感に反応する」からです。

 

 

例えば数学の場合、

似たような問題などを繰り返すうちに頭の中は偏った考え方になります。

 

また、単調な勉強なので「想起」のプロセスも起きません。

 

この状態が続けば記憶の定着率が下がり、新たな発想も生まれず、応用問題に対処できなくなります。

 

なので、複数の内容をまわしていくインターリービングは効果があるのです。

インターリービング学習のポイント

さて、インターリービングを行うにあたって大切なポイントがあります。

 

・ジャンルの数を3つに絞る
・時間配分

 

ジャンルの数を3つに絞る

大量のジャンルの勉強をすると脳の処理能力を超えてしまう可能性があるので、最初は3つぐらいで様子を見ましょう。

 

時間配分

ジャンルごとに時間を均等に振り分けましょう。

 

また、

最適な学習時間が判断出来ないならば、「90分勉強→20分休憩」というパターンを試してください。

 

 これは人間の集中力の変動タイミングに合わせたパターンです。

 

また、専門的には「ウルトラディアンリズム」と呼ばれています。

 

想起テクニック3  テスト・クイズ化

これは覚えたいことをクイズにして、自分の記憶度をテストしてみる方法のことです。

 

心理学の世界では「検索学習」とも呼ばれており、過去の研究によると単なるテキストの再読よりも約50〜70%も記憶の定着が上がることが分かっています。

 

 

テスト・クイズ化の代表例として、問題集や過去問、単語カードなどがありますが、

この記事では、「すべての勉強をテスト・クイズ化する方法」をお伝えします。

 

すべての勉強をテスト・クイズ化する方法

主に日々の勉強をテスト・クイズ化する方法は二つあります。

 

 ●本を読むときのテスト・クイズ化

「本を1ページ読んだら、いったん本を閉じる→何が書いてあったかを思い出す」

 

基本的に「想起」の回数が多いほど効果を発揮します。

 

なので、このテクニックを使うときは基礎的なことほど、テスト・クイズ化を心がけてください。

 

 ●ノートによるテスト・クイズ化

これは1つ目の方法の応用版です。

 

1. 勉強中に覚えたい所があったら本を閉じ、その情報を思い出しながらクイズに変換

 

2. ノートに答えを書いて折り、折り返した部分に問題を書く

 

これを毎日することにより、アクティブラーニング化が進み、テキストの理解度が深まり、真の学習の成果を出すことができるのです。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

 

情報量の多さに混乱してしまった方もいるかもしれません。

 

しかし、今後「どんな勉強法がいいのだろう」と迷ったとしても大丈夫です。

 

科学的な学習において大事なポイントは、「アクティブラーニング」なのです。

 

能動的に勉強をすれば、効果は出るのです。

 

それを忘れないでください。

 

最後にデンマーク語でFarvel(ファヴェル )!!

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