ベリリウムとホウ素について
どれだけ知っているでしょうか。
今回はベリリウムとホウ素について書いていきます。
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ベリリウムの性質
融点:約1278℃
沸点:約2970℃
ベリリウムは硬いが常温では脆く、
高温になると素材が破断せずに
柔軟に変形する限界が増えます。
緑柱石ベリルの成分として天然に存在します。
緑柱石は青または淡黄色で、深緑色の
美しい結晶は宝石のエメラルドなどです。
ベリリウムの単体は
塩化ベリリウムと塩化ナトリウムの
加熱融解物を電気分解してつくられる
脆くて硬い灰色の金属です。
(加熱して固体を液体に
することを加熱融解という。)
ベリリウムは原子番号が小さいため
原子核の周りの電子の数が少なく、
原子核に強く引き寄せらて安定である。
そのため、X線が電子と相互作用することが
少なく、X線をよく通します。
この性質からX線管からX線を取り出す
窓部分に使われている。
ベリリウムとその化合物には甘味があるが
わすがな量で死に至る強い毒性がある。
ベリリウムの利用が始まったころ
分離、加工、利用する工場の従業員に
ベリリウム症と呼ばれる慢性および
急性の食欲不振や呼吸困難が見られた。
現在ではほとんどなくなったが加工工程での
取り扱いには慎重でなければならないです。
ホウ素の性質
融点:2300℃
沸点:3658℃
単体のホウ素は黒灰色を
帯びた耐火性の非金属固体で
ダイヤモンドについでかたいです。
硫酸とわずかに反応してホウ酸になります。
700℃に加熱すると酸素中で燃えて、
1500℃では窒素ガスと反応して
窒化ホウ素になります。
身近なところでホウ素は使われている。
昔からホウ酸の水溶液が、弱酸性の
消毒薬として目薬に用いられています。
ホウ素は植物では必須元素であり、
細胞壁形式に使われます。
まとめ
知らないことが沢山ありましたね。
もっと調べてみてください。
ご視聴ありがとうございました。
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